前回、トランスポーターカーの本体の組立を終えていましたので、今回は、組立工程はありません。
すべての時間を、荷物を運ぶプログラミングに充てることができます。
U字のコースを移動させるプログラムは、前回
のものを流用しました。
荷物置き場に着いたとき(タッチセンサーが触れた時)
➀トランスポーターカーを停止させる
②荷物を載せているアームを前方に動かす(サーボモーター2つ使用)
③前方に動かしたアームを(荷物を降ろすために)傾ける
④アームの位置を元に戻す
⑤(出発地点に戻すために)トランスポーターカーを回転させる
⑥(出発地点に向けて)トランスポーターカーを進める
⑦(出発地点に戻ったら)トランスポーターカーを停止させる
まずは④まで完成させ、余力があれば、⑦まで行く予定でした。
今回は、今までの中で一番難儀しました。
H君の赤外線フォトリフレクタの数値がおかしいので、私のものと交換しましたが、
それでもおかしい。
プログラミングに問題があるわけでもなく・・・・・。
基盤本体「スタディーノ」(ロボットの頭脳ともいうべきもの)がおかしくなった?と考え、
予備のものと交換。。。
それでもうまくいきません。
そんなこんなしているうちに、時刻は午後7時近くになってしまい、タイムアウトしてしまいました。
最近、不調続きのH君ですが、次回以降に期待です。
一方のM君は④までは順調に進行しました。
その後、⑥の途中(元の場所に戻り始める)まではできました。
何度やっても、途中でコースアウトしてしまいます。
あともう一歩で完成でしたが、こちらも残念ながらタイムアウト。
行きは順調なのですが、帰りがうまく動作してくれない。。。
2人に共通して考えられる原因は、照度(明るさ)の違いかもしれません。
現在使用している教室の灯りが、LEDのスポットライト形式のため、
➀テーブルの明るさが微妙に異なる(一様ではない)ためなのか、
②トランスポーターカー本体の影に2つの赤外線フォトリフレクターが反応してしまう。
どちらかに原因があると考えています。
今後、赤外線フォトリフレクターを使用する際には、明るさに配慮してみようと思います。
とりあえず、↓に(途中までうまくいったM君の)動画をUPしました。
次のテーマは、「暗号受信機(光通信機)」の製作です。
光センサーについて学習します。