今回の中3生の中間試験の理科は「イオン」の分野がメインです。
また、イオンの分野がすべて範囲になっているのではなく、中和反応の前までが範囲です。
なかなか難しい分野かもしれませんが、あきらめてはいけません。
以下は、イオンの勉強方法の一例です。
①原子の構造を理解すること。
原子☛原子核があり、その内部に陽子と中性子があり、原子核の周りに電子が存在。
電気的に、原子はプラスマイナス0、陽子はプラスの電気、電子はマイナスの電気、
中性子は電気を帯びていない・・・なども含めて覚えること
②代表的な電解質である
「塩化ナトリウム・水酸化ナトリウム・塩酸(塩化水素)・塩化銅」の化学式を覚えること。
③イオンとは何かを理解すること。
電解質を溶液にした際、電子を与える方が、陽イオンに・・・
電子をもらう方が、陰イオンに・・・
④代表的なイオン式を覚えること
「水素イオン・ナトリウムイオン・銅イオン・亜鉛イオン・マグネシウムイオン・塩化物イオン・
水酸化物イオン・硫酸イオン」などのイオン式。
⑤電解質が電離する状態を化学式、イオン式で表すことができること。
「塩化ナトリウム・水酸化ナトリウム・塩酸(塩化水素)・塩化銅」など。
⑥塩酸・塩化ナトリウムの電気分解の様子を、図を描きながら理解すること。
・それぞれの電気分解の化学反応式
・陽極・陰極における反応の様子を、化学式、イオン式、電子(e)で表す
⑦イオン化傾向(イオンになりやすい順番)を覚えること
( Na > Mg > Al > Ze > Fe > Cu > Ag くらいは覚えること)
⑧(化学)電池の仕組みをイオン化傾向から理解すること
・イオン化傾向と陽極・陰極の関係
・気体が発生するのは陽極か陰極か
・電流と電子
・なぜ電解質?
・なぜ異なる2つの金属板? などなどの視点をもつ
・陽極・陰極における反応の様子を、化学式、イオン式、電子(e)で表すことができること。
⑨いろいろな電池 ☛ 1次電池・2次電池とは
☛(化学)電池と燃料電池の違い などなど。
これを、教科書、ワークなどで演習しながら理解を深めていくことです。
その際、間違えた個所は、何度も何度も解きなおす。
また、理科では、図がある個所は「必ず図を書いて(何度も)理解すること」が大切なんです。
塾生には、毎年、「理科では、図を書いて理解を深めていくよう」指導しています。
今回は試験範囲としてはやや少なめです。
ということは、イオンをしっかりマスターすれば、かなり良い点数が取れるはず。。。です。
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☆中2「理科・社会」・・・・・・中間試験対策 理科は「地震」の分野 演習プリント5枚
社会は試験範囲の歴史分野 まとめプリント3枚
☆中3「理科・社会」・・・・・・電解質~電池まで板書にて解説
及び問題演習
※まだまだの状態なので、中間試験まであと2回は試験対策実施予定
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