予習型で学習すると、成績は確かに伸びる可能性が高いです。
栄塾でも一部予習型で指導しています。
ではすべての教科について、予習型で教えていいものなのか。。。
例えば。。。理科!
これから行う実験の前に、結果を知ってしまっていたら。。。
その実験の数々の狙いが、台無しになるのでは。。。
考える力、想像する力、そして新しい発見への感動などなど。。。
それを失くさせてしまう授業は、私は賛成しかねます。
というわけで、栄塾では、生徒に授業の進度を確認しながら、できるだけ実験など
に影響を与えないように配慮しているつもりです。
塾の使命とは・・・点数アップと志望校への合格その他
しかし、学校の進度とのかねあい・・・。
日々考えながら、指導していく必要性を改めて感じています。
さて、本日中2生は「社会」。歴史を指導しました。(ちなみに、小早川秀秋の字が間違っています)
新たな試みとして。。。
まず、こちらが用意したプリントをさせるのではなく、教科書を自分なりにまとめ上げて
理解し、覚えていく訓練を実施。慣れないので、まだまだでした。
ある事象を、自分なりに
把握→まとめていく(整理整頓)→知識として定着 というプロセス。
自分の力で、今後できるように余裕のある時に実施していこうと考えています。
最初から、与えられているものをやるのではなく、自分から能動的学習(active learning)
を行える力。。。を養えるようにしていきたいものです。
中3生は、「イオン(中和反応)」の基本的な考え方を、じっくり指導。
実験をする予定の箇所は、説明を省略しました。
※ 理科の画像にミスありです。
左上 リトマス試験紙の反応の様子 中性 と アルカリ性 の反応が逆ですね。
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